トップメッセージ
人類史上最大の危機、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、リアルな治験やデータ収集が難しくなる中、医療リアルワールドデータは今後ますます重要性を増していきます。そして、市場調査のリーディングカンパニーであるインテージグループにおいて、この医療リアルワールドデータを専門的に取り扱う会社として、「インテージリアルワールド」をスタートします。
国民皆保険の日本は、世界でも類を見ないほど医療リアルワールドデータが充実していますが、その利活用はまだまだ進んでいません。データハンドリングの難しさや全数データとは異なるファクトデータのゆがみの取り扱いもあり、一部の専門家が時間と費用をかけて収集・分析しているのが現状です。また網羅性においては他の追随を許さない「レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB:National Data Base)」※についても、ますます変化の激しくなる医療業界において、重要な意思決定に資するにはデータの鮮度が不足しています。
インテージリアルワールドは、さまざまな医療リアルワールドデータから必要なソリューションを開発し、よりタイムリーに多様な職種の方々に直接お届けしていくことで、医療リアルワールド業界のファストブランドを目指します。
※出典:「レセプト情報・特定健診等情報データベース」(厚生労働省)
代表取締役社長 佐藤 暢章